一万円ちょっとで買えちゃう動物園オススメレンズレビュー【SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO】上野動物園で23枚撮ってきました。

上野動物園パンダ

レンズ沼にハマらないための一本はこれでキマリ

動物園でゼッタイ必要な望遠レンズ【SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO】

動物園に行って写真を撮ったんだけど、せっかくの動物達が小さくて残念・・・という経験のある方にぜひ読んでいただきたい記事です。

今回紹介する、というか僕が使っているレンズなんですが、

【SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO】
SIGMA 望遠ズームレンズ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用 フルサイズ対応
SIGMA 望遠ズームレンズ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO キヤノン用 フルサイズ対応
SIGMA 望遠ズームレンズ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ペンタックス用 フルサイズ対応
SIGMA 望遠ズームレンズ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ソニー用 フルサイズ対応

このように各社一眼カメラに装着することができます!

最大で300mmまでカバーする望遠レンズなのに、お値段がなんと1万円ちょっとで買えちゃう究極のコスパレンズです。

ですが、ここまで安いレンズだと、実際の写りがいいのか悪いのか気になりますよね。

というわけで、今回、上野動物園に行って動物たちをパシャパシャ撮ってきましたのでぜひご参考にされていただければと思います(`・ω・´)ゞ

※望遠レンズは最初の一本には不向きです!最初の一本は高性能ズームレンズでお値段お安めのSIGMA  17-50mm F2.8 EX DC OS HSMがオススメです。

 

撮影機材:ニコンD600 レンズ:SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

望遠レンズマジック! 柵を消せるワザ

望遠レンズがなぜ動物園でオススメなのかと言うと、単純に動物が大きく写るから、だけではありません。

なんと使い方次第では動物のオリを消せちゃうんです!

上野動物園さくが写っている

例えばこの写真。

よくある動物園で撮った写真だなーって感じですよね。

柵が目立ってしまって肝心の動物がわかりづらいです。

そこである裏ワザを使うと・・・

上野動物園柵を消した。
シャッタースピード:1/200秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:320

どジャーン!

見事に柵が消えています!

先ほどの写真と比べると、プロっぽさが全然違いますよね!

では、どうやって柵を消したのでしょう?

ポイントは

・なるべく柵に近づいて撮る(もちろん人が立ち入っていい場所で)

・望遠レンズのF値をなるべく小さくする(ボケが多くなるように。今回はF値5.6)

たったこの2点だけです。

ちなみにカメラの設定は、「絞り優先モード」にして、「ISO感度をオート」にすると割と失敗しないで写真を撮ることができるのでオススメです。

 

基本をマスターしたところで、SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACROの作例を見て行きましょう!

 

上野動物園での撮影例

上野動物園パンダ2
シャッタースピード:1/160秒  F値:5.0  レンズ焦点距離:195mm  ISOスピードレート:2000

ガラス越しの撮影だった為に少し反射してしまっていますが、パンダのかわいらしい表情はバッチリ撮影することができました。

 

ヤブツカツクリ
シャッタースピード:1/3200秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:195mm  ISOスピードレート:2000

この恐竜のような鶏はヤブツカツクリというキジの一種です。

毛の一本一本までちゃんと撮影できています。

 

ニホンザル
シャッタースピード:1/1600秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:2000

サル山にいるニホンザルだってこんなに大きく写すことができます。

この猿たちはかなり遠い位置にいたので、もっと近くの猿を写せば表情がさらにはっきりとわかると思います。

普通のカメラではなかなかここまでは写せません。

 

しろくま
シャッタースピード:1/800秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:150mm  ISOスピードレート:320

大型動物は柵も広く、自分の見ている場所から遠くにいる場合もよくあります。

そんなときでも望遠レンズならバッチリ大きく写すことが可能です。

 

ライオンライオン2
シャッタースピード:1/160秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:1600

このライオンも柵の反対側にいたのですが、望遠レンズでしっかりと表情まで捉えることができました。

 

猿
シャッタースピード:1/250秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:1600

ケージの上のほうにいる猿も望遠レンズなら撮ることができます。

携帯のカメラではただの黒い点にしか写りません。

 

ゴリラ
シャッタースピード:1/100秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:1600

ゴリラのちょっととぼけた顔もバッチリです。

肉眼でも判別がムズカシイような距離ですら、望遠レンズはしっかりと記録してくれます。

 

上野動物園
シャッタースピード:1/160秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:1600

この写真でも柵消しテクニックを使っています。

鳥のこんな表情を捉えたら、後で見る時も楽しいですよね!

 

上野動物園とり
シャッタースピード:1/4000秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:6400

上野動物園の不忍池もこんな感じで撮ることができます。

ISOがやたら高いのは失敗でした笑

 

ペンギン ペンギン2
シャッタースピード:1/200秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:500

ペンギンの愛くるしい表情もこのとおり。

足元の毛のフサフサ感もしっかりわかります。

 

カバ カバ2
シャッタースピード:1/125秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:150mm  ISOスピードレート:6400

カバの迫力ある顔もドアップで撮ることができます。

動物図鑑にもありそうなくらいのインパクトのある写真を撮ることができますよ!

 

シマウマ
シャッタースピード:1/1250秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:150mm  ISOスピードレート:6400

こちらも柵を消して撮影しています。

シマウマと自分の間に柵があるなんてまったくわからないですよね。

 

上野動物園食事中
シャッタースピード:1/1250秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:300mm  ISOスピードレート:6400

これもまたまた柵を消しています。

見事な角に惚れ惚れしますね。

 

ミーアキャット
シャッタースピード:1/160秒  F値:5.0  レンズ焦点距離:195mm  ISOスピードレート:4000

ミーアキャットのマンガっぽい表情もしっかり撮影できます。

動きが早い動物の場合はなるべくシャッタースピードを早めにしてとるのがポイントです。

 

トカゲ
シャッタースピード:1/50秒  F値:5.0  レンズ焦点距離:220mm  ISOスピードレート:2500

迫力のある顔立ちです。

爬虫類は基本的に動きがゆっくりしているため、シャッタースピードは遅めでも大丈夫ですが、あまり遅すぎると手ブレが発生してしまいます。

手ブレしちゃうこと多いんだよな、という方は1/160以上にすると手ブレの失敗を少なくすることができます。

 

ヘビクイワシ ヘビクイワシ2
シャッタースピード:1/160秒  F値:5.6  レンズ焦点距離:270mm  ISOスピードレート:5000

最後はヘビクイワシです。

羽毛の一本一本がしっかりと描画されていますね。

1万円台の望遠レンズでこのレベルの描画力はかなりすごいのではないでしょうか。

うーん、改めていいレンズです。

 

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACROのまとめ

いかがでしょうか。

望遠レンズを使うと動物をしっかりと撮ることができる上に、柵も消す効果もあります。

お子さんがいらっしゃる方は、お子さんと動物が距離があっても、望遠レンズの圧縮効果(遠近感がなくなる効果)によって一緒に写すことも可能です。

もちろん動物園だけではなく、運動会やお祭など各種行事に使うことができます。

持ってて損はないこの一本。

お一ついかがでしょうか(`・ω・´)ゞ

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