ミシュランに載ってる太月で、ちょっとした親孝行をしてきました。(レビューあります)

僕は今年で34才になるのですが、なんというか、一人暮らしを初めてからほとんど親に会っていない状態が続いておりまして。

このままでは親不孝者になってしまうなぁ…とぼんやり思ったので、たまには親孝行らしいものをちょっとしてみようということで、美味しい日本料理屋さんに行くことにしました。

今回食べさせてもらったお店は、ミシュラン1つ星認定の日本料理「太月」です。

夜のおまかせコースで一番高い一人2万円のコースを頼んだので、せっかくだから写真を撮ってきましたw

ぜひぜひ太月に行く際の一つの参考にしてみてください。

結論からいうと、「ものすごくおいしくて、コスパ最高」です。

ミシュラン一つ星の表参道「日本料理の太月」レビュー

ミシュラン認定といえば、二つ星のところに何回か行ったことはあるのですが、こういった日本料理のお店は初めて。

料亭とかってなんかこう、難しいルールがあるのでは…と思ってちょっとビビっていたのですが、特になにも注意されることはありませんでした(当たり前)

太月は夜は完全予約制で、おまかせのみ、コースは12000円、15000円、20000円の3コースがあります。

お昼もランチ営業していて、こちらは5000円のコースがあったりと結構リーズナブル。(とはいってもそうそう行けるわけではないですが)

太月の店構え

太月の店構え

表参道の大通りからちょっと入ったところにお店があります。

表参道らしく、ちょっとシャレオツな感じですねー。

こちらの地下一階にお店があります。

中に入ると、仲居さんが2人いて、すごく丁寧な対応をしてもらえました。

さすが一流どころは入った瞬間から違う…!

今回は親子水入らずということで、掘りごたつの個室を予約しました。

ほかにもテーブル席やカウンターがあります。

とはいっても、やっぱり経営者(板長さん?)の目の前で食べるのはよほど慣れてないと緊張しそうです。

次行くときも多分個室を取らせてもらうだろうなぁ…。

太月はグラスのチョイスもいい感じ

太月のグラス

僕の父は酒が飲めないため、ノンアルコールを頼んでいたのですが、このグラスがまたいい感じなんですよ!

僕はしっかりと生ビールを飲んでいたんですけど、それのグラスもいい感じの飲みやすいグラスでした(写真忘れました)

最初は、いくらの玉〆

いくらの玉〆はい、そしてまず最初に出てきたのがこちら。

いくらの玉〆です。

秋なので、紅葉した葉でふたがしてあります。

いやーいいですねこういうの!

なんかすごくいい感じです。

いくらの玉〆2

蓋をとるとこんな感じ。

北海道のいくらが茶碗蒸しの上に敷き詰められています。

これがまたおいしいのなんのって。

いくらのぷちぷちしたのと茶碗蒸しがいい感じのハーモニーをだしています。

味は上品なんだけど、ぼくみたいな素人にもわかる美味しさというんでしょうか。

万人受けしそうな美味しさです。

美味しいものずくしの小鉢

小鉢

もうこれみてください!

ライティングしてないんでアレですけど、この秋を表現したこの感じ!

あん肝や、さんまの押し寿司、子持ち鮎や煮こごり、胡麻和えなど、秋の味覚が満載です。

あん肝

あん肝も上品で、僕実はあん肝苦手なんですけど、これはすんなり食べることができました。

胡麻和え

普段食べてる胡麻和えとは一味も二味も違う、なんかこう優しい味。

煮こごり

煮こごりも実はそんなに好きではないんですが、この煮こごりは美味しかったです。

うん、かなりの美味しさ。

さんまの押し寿司

サンマの押し寿司はもう見たまんまの美味しさでした。

美味しくないわけがない!

子持ち鮎

子持ち鮎って初めて食べたのですが、美味しかったです。

鮎の時期が終わると、子持ち鮎の時期になるそう。

かぶのお吸い物がとんでもなくやさしい味

かぶのお吸い物

こちらはかぶのお吸い物です。

おわんもしっかりかぶの絵が描かれています。

なんかこのおわんも高そうですね…。

かぶのお吸い物

どーんと中身はこちら!

かぶ、めっちゃうまいです。

お魚も、いままで食べたことがないくらいの味でした。

いやほんとに美味しいんですよ!

そして優しい味。

本日の造り

造り

エンガワとヒラメとしめ鯖です。

僕、実はしめ鯖苦手なんですよね…。

でも、このしめ鯖は食べれました。

なんていうか、いままで食べてたしめ鯖とは次元が違う感じ。

エンガワは大好きだったんですけど、このエンガワも普段食べているのと味も食感も一味違う美味しさです。

もっと食べたかったなぁエンガワ…。

あ、ヒラメももちろん美味しかったです。

まぁ全部美味しいしか言ってませんが、しょうがないのです笑

ものすごく美味しい甘鯛

甘鯛

今回のコースの中で、一番驚いて、一番美味しかったのがこちらの甘鯛。

皮の部分がパリパリに揚げてあって、ものすごく美味しい!

身の感じとあいまって非常に良い感じです。

ちょっと濃い目の味付けなので、たまにれんこんを食べるとなおよしでした。

ちょっとここで日本酒を

阿波山田錦特等米純米大吟醸

隆 阿波山田錦特等米純米大吟醸です。

数百本単位しか作られないお酒、隆。

純米大吟醸というと、なんかさらっと飲める感じをイメージしていたんですが、けっこう日本酒!って感じの日本酒でした。

これもまた美味しいのなんのって。

さらっと飲めるんですけど、主張もする、って感じなような…(言い方がいいのか悪いのか自信がないです笑)

石川県の郷土料理「治部煮じぶに」

治部煮

石川県金沢市の郷土料理、治部煮です。

鴨肉と里芋が入っています。

これもまた優しいお味。

里芋のねっとり感が普通の里芋と段違いでした。

きのこ汁

きのこ汁

日本で採れた、きのこが数十種類入った汁です。

蓋をあけると…。

きのこ汁のきれいな蓋

蓋の裏側がこんなキレイ!

こういうのなんか見つけるとちょっとうれしくなります笑

DSC_0221

そして肝心のきのこ汁はこちら。

とろみがあって、きのこのさまざまな食感が楽しめます。

うまい…。

そして落ち着く味…。

ふぐの揚げ物

ふぐの天ぷら

はい、そして次はふぐの揚げ物です。

前に、ふぐ専門店でふぐの揚げ物を食べたことがあるんですが、太月で食べたもののほうが段違いでうまいです。

いやーふぐでこうも違うのか…という感じ。

なんでしょうね、うまいんですよ。

そしてごはん!国産まつたけご飯です!

ここまででもかなりお腹いっぱいになるのですが、メインのご飯がさらにやってきます。

なんと、経営者でもある板長さんがみずから来てくれて、土鍋ごとまつたけの炊き込みご飯を見せてくれるんです!

スゴい。

まぁぼくは普通に緊張しましたよね笑

で、いったん土鍋をもって、個室をでてご飯をよそってからまた持ってきてくれるんですが、土鍋を持って行ったあとでも部屋にまつたけの香りが充満するんです!

さすが国産の一流まつたけ!

で、よそってもらったものがこちらです。

まつたけご飯

どうですかこの、これでもかとはいったまつたけ!

これを食べたあとに、さらに大盛りで2杯おかわりしちゃいました笑

まつたけって歯ごたえがいいんですね。

いやー初めてこんなにちゃんとまつたけ食べましたわ…。

お漬物

おつけものとお味噌汁がついてるんですが、このつけものもまたうまいのなんのって。

たくわんひとつとってもぜんぜん普段食べているたくわんと違うんですよ。

このすごさはいったい。

さいごの甘味まですごかった

甘味

はいこちら、最後にでてくる甘味です。

なんと3つも!

3つの中から1つ選ぶんじゃないんですよ!

3つ食べれるんです!

かぼちゃ

こちら、こう見えてかぼちゃです。

なんかすごい滑らかでおいしい。

わらび餅

そしてわらび餅。

もうわらっちゃうくらいうまい。

紫芋のアイス

そして紫芋のアイス。

なんかいままで食べたアイスの中で一番上品。

太月はとんでもなく美味しいお店でした

いやーなんかこう、久しぶりに夕食を堪能した!って感じです。

今回のコース、なんと2時間くらいかかって食べていることに食べ終わったあとで気が付きました。

普段、夕食を2時間かけて食べることってあんまりないですよね。

2時間も経ってたのに、食べてるときは、美味しさのあまりまったく時間が経っていることに気がつかないというのもスゴいです。

これだけ食べて、飲んで、一人2万円というのはかなりおトクな気がします。

しかも!

最後、経営者である板長さんが、わざわざお店の入り口(一階まで!)挨拶にでてくれたんです!

こんな一流のお店でそんな接客されたら、もうまた行くしかないですよね。

あ、全体的に、優しい感じのする料理ばかりでした。

ぼくは普段、そんな高級なものを食べているわけではないのですが、そんな僕でもわかる美味しさというか、なんかこう、また来たいと思う味でした。

太月、オススメです!

 

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