【提灯記事に注意】wf-1000xm3イヤホンの本音レビュー。

ソニーのwf-1000xm3、あまりにも評判がいいので買っちゃいました。
ネットでは、「ノイズキャンセリングがすごくて、まるで静かな個室にいるよう」なんていう感想もあります。
ぼくは今回の機種がノイズキャンセリング初めてですが、確実に言えることがあります。
それは「ノイズキャンセリング機能は魔法ではない」ということ。
工事現場のとなりに立って「わぁ~音がまったく聞こえない!」なんてことはありませんw
しかし効果がないわけでもなく、必要最低限の機能は備えていると思っています。
結論から言うと、買ってよかった!と思える商品でした。(音質も含めて)
ただ一点、注意したいポイントがあります。
ほかのレビュー記事では書かれてないのですが、「かならずノイズキャンセル機能はお店で試してみる」ことです。
ノイズキャンセルの仕組みとして、騒音の逆位相の音波を出すことでお互いの音を打ち消しています。
その逆位相の音波というのが曲者で、人によっては頭痛や吐き気、乗り物酔いに似た症状がでることがあるんです。
ぼくも心配だったので、店頭で試してみました。
結論としてはぜんぜん問題なかったのですが、乗り物酔いがひどい方や音に敏感な方は試してみて損はないと思います。
こればっかりはもう個人の相性の問題なので仕方ないんですよね…。
ほかの点については、もうばっちり最高のイヤホンだと僕は思います。
あまりにも良かったので、気合を入れて公園で写真も撮影してきましたw
前置きが長くなりましたが、まるっと商品レビューにいってみましょー!
【提灯記事に注意】wf-1000xm3の本音レビュー
まずはお約束の開封から

日本のイヤホンもパッケージがこなれてきたというか、だいぶオシャレなものが増えてきましたね。
側面からポコっと引き出すタイプになっています。

中身を引き出したらこんな感じ。
イヤホンを取り出して耳にはめてペアリングしたらすぐに使えたのも良いポイント。
充電は70%ほど残っていました。

思ったより高級感がある感じもグッド!

ケースはデカイと不評ですが、お尻のポケットに入れててもギリギリ許せるくらいのサイズ感ではあります。
でも、できればバッグとかにいれときたいかな…。

手に持つとこれくらい。
横幅はSuicaとかのカードよりも小さめです。

イヤホン本体がこちら。
たまにデカイ!って感想も聞こえてきますが、耳につけたところぜんぜん違和感がありませんでした。
ほかのブルートゥースイヤホンよりも2g重たいですが、ぼくはぜんぜん気にならなかったな…。
というか2gくらいの差だと、ほとんどの人は感知できないレベルです。
ペアリングは、丸っぽい部分を両耳とも7秒抑えて、スマホで検出するだけ!
めちゃめちゃ簡単でした。
アップデートでwindows10への接続も問題なし!
以前のバージョンは、windows10のPCにつなぐと認識がうまくいかなかったようです。
ぼくが買ったもの(2019年10月3日購入)はすでに最初から新しいバージョンにアップデートされていて、すんなりwindows10にも接続できました。
これで飛行機の中でも、ネットフリックスであらかじめダウンロードしておいた映画が観れる…!

本体に入れるとこんな感じ。
SONYのSの先がうっすら赤くなっています。
これが充電中の合図で、なんと本体に10分充電で約90分も再生可能!
ほかにもこれと同じスペックのイヤホンはありますが、あまりにも便利な機能です。
「あっ、充電してないの忘れてた!」ってときにも軽く5分くらい充電するだけで結構聞けちゃいますからね。
ちなみにイヤホン本体は約6時間、ケースは約18時間で合計24時間使用可能というスペックになっています。
イヤホンへの充電はめちゃめちゃ早いけど、ケースへの充電は遅いので注意
イヤホンへは10分の充電で約90分の再生を可能としていますが、ケース本体の充電は約3.5時間かかります。
ケースへの充電を忘れているとちょっと大変…。

開封の続きに戻りましょう。
本体を取り出したあとは、付属品が中に入っています。
wf-1000xm3を便利に使えるアプリのダウンロードQRも書いてあるので、サクッと落としちゃいましょう。

イヤーピースが2種類と、説明書が入っています。

イヤーピースは通常のハイブリットイヤーピース(シリコンのよくあるやつ)と、トリプルコンフォートイヤーピース(黒いほう)の2種類。
トリプルコンフォートのほうがやわらかい素材となっていて、耳に密着しやすいです。
もしトリプルコンフォートでもしっくり来ないな…という場合は、コンプライのTG200がおすすめ。
サイズがSMLあるので、商品についてるイヤホンでサイズ感を確認してから買いましょう。
ぼくは普通のハイブリットイヤーピースでも十分な遮音性を得られました。
つけてて耳が痛くなってくる場合は、このイヤーピースを替えてみるとかなり変わってくると思います。

イヤーピースの下にあるのが、ケースの充電用ケーブル。
ケース本体はUSBのタイプCで接続されます。
USBケーブルがささる充電器がないと充電できません。
ぼくが使ってるのは、無印良品のUSB差込口がついたタイプの電源タップです。
おしゃれですし、便利なのでおすすめ。

充電は、イヤホンがケースに磁石でパチっとつくようになってて便利です。
蓋の開け締めも安っぽくなくていい感じ!
ただ、本体がマットブラックなのでちょっと傷がつきやすそうかな~とは感じました。
ノイズキャンセリングの効果は確かにあります。移動中はちょっと危険

肝心のノイズキャンセル機能ですが、オンとオフを比べてみるとすぐにその効果がわかります。
そしてオンにしながら道を歩いていると、うしろからくる車の気配がまったくわかりません。
狭い道でちょっとヒヤヒヤしました…。
SONYロゴの隣にある丸い穴が外の音を拾うマイクになっています。
※wf-1000xm3はイヤホンの内側にもマイクがついていて、2つのマイクで集音することでより効果的にノイズリダクションをおこなっています。
公園でノイズキャンセルをしばらく使ってからオフにすると、いろんな音があることに驚く

ノイズキャンセル機能を使っても周囲の音がまったくなくなるわけではなく、全体的に静かになったな~という感じです。
しかし、ノイズキャンセルを10分くらい使ってからイヤホンを外すと、世の中にはいろんな音が混ざってることに気が付きます。
これは新鮮な体験でしたw
普段思ってる以上に、さまざまな音が飛び交う中で生活してるんだなーというのが感じられたのが面白かったです。
集中したいときは、ノイズキャンセルだけ使って音楽はオフでもアリ

30分くらいノイズキャンセルだけをオンにした状態にしてみましたが、たしかに周りの音が減ってるのを感じられます。
この感覚は好き嫌いが分かれそうですが、ぼくはアリかな…ただ長時間はしんどくなりそうな感じもしました。
長くても2時間くらいがいいかも。
もちろんノイズキャンセルオフで音楽を聞くのもアリです
ノイズキャンセルをしないで、普通のイヤホンとして使うことももちろんできます。
ぼくが驚いたのはその音質の良さ。
カナル式(耳につっこむタイプ)なだけあって、低音から高音までいい感じに表現してくれます。
ブルートゥースイヤホンでこのレベルだったら、まったく問題ないはず。
タッチセンサーはちょっと扱いづらいのが難点

本体についてる丸い部分がタッチセンサーになっていて、ここを押すたびに
- 外音取り込み
- 外音を聞こえやすく取り込み
- ノイズキャンセリング機能オン
の切り替えができるんですけど、これが微妙に使いづらいです。
特に髪の毛が長くて耳にかかってる人は押しづらいので覚悟しましょう。
タッチセンサーに触れたままにすると外の音が聞こえやすいモード(クイックアテンション)になるけど、2段階の遅延がある
ちょっとした便利機能で、クイックアテンションというのがあります。
これは左耳のタッチセンサーに触れ続けていると、外の音が聞こえやすくなる機能のことです。
便利なのは間違いないんですが、タッチセンサーに触れてから1秒に満たないくらいのラグがあって、
- ノイズキャンセリング機能をオフにする
- マイク部分から外の音を取り込む
みたいな感じの2段階の遅延があります。
気にならないといえばならないんですけど、ほかのレビューでは書かれてなかったので書いておきました。
まとめ:総合的にみて、wf-1000xm3は高品質なノイズキャンセリングイヤホンだった

タッチセンサーがちょっと使いづらい(髪が長い場合)という点はありますが、それでも総合点はトップクラスだと思います。
というか、これの競合がいないレベルなんじゃないかな…。
音質についても満足できるレベルですし、ノイズキャンセル機能も申し分ない(過度な期待をしなければ)です。
カナル型は耳が痛くなりやすいタイプなんですけど、wf-1000xm3はいまのところそんな感じもありません。
あらためて買ってよかったと思います!
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