ゴマだれ冷やしうどんを美味しそうに撮る方法【ライティング・照明】
料理写真撮影データ
カメラ・ライティングデータ
撮影対象:ゴマだれ冷やしうどん
カメラ:Nikon D600(コンデジでも割とキレイに写ります)
レンズ:SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 50mm F2.8 EX DG レンズのレビューはこちらです。
シャッタースピード:1/160
F値:9.0
レンズ焦点距離:50mm
ISOスピードレート:100
三脚:Velbon Sherpa 435II
ライティング設定について
モノブロック:プロペット MONO202(太陽光で代用可)
撮影状況及びライティング:外光なし。モノブロックストロボに白いアンブレラを装着。レフ板は銀レフを使用。白色の発泡ボードを被写体の左に設置。
被写体レシピについて
被写体:ゴマだれ冷やしうどん
材料:乾燥さぬきうどん、ミツカンゴマだれ、豚こま切れ、万能ねぎ
料理撮影今回のまとめ
料理写真で大切なのは、料理、光、食器、背景、アングルです。これはプロのカメラマンに聞いたので間違いありません(`・ω・´)ゞ
どれか一つが欠けても美味しそうな写真は撮れませんが、一つ一つ丁寧にやっていけばそれなりに理解できてくる・・・と思って日々勉強しています笑
僕は撮影時間が主に深夜になってしまうため、モノブロックストロボを使用していますが、太陽光を利用して窓の近くで撮ってもいい写真になると思います。
料理の写真撮影は料理自体の鮮度が良い状態を撮りたいため、素早さが命ではあるものの光を丁寧に理解することがとても大事です。
料理のどの方向から光があたっていて、光が影をどう演出するか、どう反射するかを予めイメージし、ある程度セッティングした上で料理を作ってそこに置き、迅速丁寧に撮影すると失敗が少ないように思えます。
今回の撮影では、メインの光(モノブロックストロボ)を被写体の斜め後ろに置き、その光の反射を銀レフと白い発泡ボードで反射させて影を和らげるようにしています。
一般的に料理写真に最適な照明位置は逆光と言われています。ですので今回もそれにならい、逆光(表情をつけるために少し横から)としています。
なぜ料理写真は逆光がいいのか・・・といいますと、おそらく料理の質感や深みが出しやすいからではないでしょうか。
正面から強い光を当ててしまうと、光が被写体の全体にあたってしまい、光と影の調和が生まれず、光だけののっぺりした画像になってしまいます。
それを避けるために逆光で強い光を当て、影が強すぎる部分にはレフ板で光をサポートしてあげる、という形が一番料理を美味しく見せるはずです。
よく食品を美味しくみせることを「シズル感」といいますが、今回はその「シズル感」をうどんに絡み合ったゴマだれで表現しました。
具体的に「シズル感」とはなにか、と言われるとムズカシイのですが、今回の場合はハイライトをうまく入れることでゴマだれの美味しそうな表情を演出しました。
最初はうどんと豚こま切れだけで撮影しようと思ったのですが、あまりにも地味すぎるため、急遽万能ねぎで彩りをいれなんとか地味さを誤魔化しました・・・それでも地味ですけど笑
冷やしゴマだれうどんの美味しさが写真を通して伝わったら幸いです(`・ω・´)ゞ
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