【簡単料理レシピ】油揚げと板わさの究極シンプルおつまみ

油揚げと板わさ

油揚げと板わさ

最近よく読む小説に、森見登美彦という方がいるんですが、この方の小説の中でよく主人公が、

「油揚げを網で炙って、醤油をたらりとかけて」食べるんです。

なんてことない描写のはずなんですが、僕のこころのどこかに引っかかって抜けないもので、実際に作って食べてみました。

文章で人を行動させる男、森見登美彦恐るべし。

ただ油揚げだけの夕食というのもわびしいと思ったので、おつまみつながりで板わさも作ってみました。作ってみた、というほどのものか微妙ですが、美味しいからいいんです。

※写真はすべてクリックで拡大します。

 

油揚げと板わさのレシピ

材料:なんの変哲もない油揚げ1枚、鈴廣のかまぼこ適量、S&B名匠本わさび、ヤマサ鮮度の一滴(醤油)

・油揚げを適度な大きさに切って(写真参照)魚焼きグリルで弱火で焼く。(その際、焦げやすいので目を離さないほうが良いです)

・鈴廣のかまぼこを普通よりちょっと厚めに切り、切ったかまぼこの丁度真ん中あたりに切れ目を入れる。

・その切れ目に名匠本わさびを自分のわさび耐性と相談しながらねじ込む。

・鮮度の一滴を小皿に少量だす。

・いい感じに焦げた油揚げと板わさを盛りつけて完成!

あまりにもシンプルな料理なので、材料にちょっとこだわってみました。

かまぼこは鈴廣という小田原で有名なかまぼこです。開業は1780年頃ということですから相当な老舗です。味はもちろんザ・かまぼこ!というお味。

紀文のかまぼこもすてがたいのですが、ここはお好みでいいと思います。もちろんほかのかまぼこでもいいと思いますので、各自それぞれマイフェイバリットかまぼこを使用してください。

わさびはS&Bで最上級であるところの名匠本わさびです。チューブ系で一般に売られている中では一番美味しいんじゃないでしょうか。もちろん安心の国産品です。

ちなみに写真と同じくらいわさびを入れると大変なことになります。というか、口の中が大変なことになりました。気をつけてください。

しょうゆは、ヤマサの鮮度の一滴。僕は悠々自適(と思いたい)一人暮らしなので、しょうゆがすぐになくなることはなく、割と長いこと使う為に風味が落ちてしまうのが悩みだったのですがこの鮮度の一滴がその悩みを解決してくれました。

これはですね、知らない方の為にご説明しますと、しょうゆは空気に触れると酸化してしまって風味がガタ落ちになってしまうのですが、この鮮度の一滴は醤油に空気が触れないパッケージになっているのです。

これは醤油の歴史の中でもかなり画期的な商品です。
ヤマサ 鮮度の一滴 特選しょうゆ 500ml

しょうゆ自体はもっと風味が強いものとか、甘いものとかあると思いますが、ことに長期使用する場合はこのしょうゆを置いてほかにはありません。オススメな逸品です。

油揚げは高いの自体売っていなかったので2枚で100円で妥協しました。人生妥協も必要です。

 

板わさは安定の美味しさ。油揚げは炙っただけでも美味しいのかというと・・・

めちゃめちゃ美味しいです。いや、めちゃめちゃは言い過ぎだったかも。でも美味しいです。

なんというか、酒のアテとしてコレ以上はないのではないかという勢いです。油揚げの炙ったカリッとした食感と醤油の旨み、それがまたビールにも合うし、日本酒にもピッタリです。

いやーこれはお酒が進みますね。そしてちょっと刺激が欲しくなったら板わさをつまむ・・・最高です。

油揚げと板わさのアップ

夜、のんびりとお酒を楽しみたいときは、ぜひこのおつまみを作ってみてはいかがでしょうか?

 

カメラ設定と撮影ポイント

油揚げと板わさ
カメラ:一眼デジタルカメラ Nikon D600
レンズ:SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 50mm F2.8 EX DG レンズのレビューはこちらです。
シャッタースピード:1/125秒
F値:8
レンズ焦点距離:50mm
ISOスピードレート:100

撮影ポイント:素直に写すのが一番おつまみっぽくていいのかな、と思い真横に並べて撮ってみました。案の定、上下の空間が開いてしまったので、映画っぽい黒帯でごまかしています。ドライフラワーや徳利なんかがあればそれを置くといいと思います。

油揚げと板わさのアップ

カメラ設定は上と同じ。

撮影ポイント:油揚げの炙った香ばしさと、かまぼこの赤い食欲を誘う色、そしてわさびを見せたかったのでアップで撮りました。この量のわさびは本当に危ないです。悶絶しました。普段、安い居酒屋で気の抜けたわさびに慣れていたバツですね・・・。

 

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