40代で買うべき血圧計を厳選して買った話【人間ドックの結果でビビった】
健康、マジで大事ですよね…。
この前、人生初の人間ドックに行ってきた結果「ちょっと高血圧っぽいから気をつけてね」と言われちゃいました。
高血圧な人の自覚症状としては、「肩こり」「めまい」「頭痛」などが一般的らしいのですけど、たしかに肩こりとめまいはちょっと当てはまる気がするので不安になってきました…。
しかも高血圧は血管を老化させてしまうので、いろいろな病気になりやすくなります。
というわけで非常に心配になったので血圧計を買うことにしました。
かなりがんばって調べて「なるべく安く」「正確に測れて」「小さいもの」を厳選した結果、ぼくが買ったのがこちらです。
さっそく測定してみたりいじってみたんですけど、期待通りというか予想通りで非常に使いやすいものだったので満足しています。実際に使ってみると、なにげに心拍数も測れるのが便利でした(緊張して心拍数が高いと血圧も高くでるため)。
さらにこういう機器って家に遊びに来る友達とかには見せたくないので、小さくてしまいやすいのも高ポイントでした。
せっかく買ったので、この血圧計がどんなものか、巷で売られている血圧計の種類など買うために調べたことをまるっと書いていきます。よかったら参考にしてみてください。
ちなみに血圧計が届いて最初に測った記念すべき結果がこちら。
血圧が160/95というやばい結果なのですが、これがどういうことは下のレビューでお話します。
40代で買うべき血圧計を厳選して買った話【人間ドックの結果でビビった】
血圧計の種類と正確性
調べるまでぜんぜん知らなかったんですけど、血圧計には大きくわけて2つの種類があります。
一つは病院などでもよくある上腕式血圧計というやつで、腕にカフと呼ばれる空気でふくらむアレを巻き付けて測るタイプです。
これは非常に正確に測れて便利かつ一般的なものになります。
(病院にあるような丸いプラスチックの筒の中に腕をいれて測るタイプも上腕式血圧計の一種です)
もうひとつは手首式血圧計というもので、腕に巻き付けて測る小型の装置になります。これは見た目がスタイリッシュな商品もあったりして一見よさそうなのですが、腕の曲げ方や位置によって測定値がばらつくことがあります。
ぼくはどうせ測るならちゃんと図れる上腕式を選ぶことにしたのですが、さらにその中でも価格帯がいろいろとあり、高いものは2万円くらいから安くなると3000円台までとさまざまです。
ただ基本的に測定値の正確さは上腕式であればどれもほぼ同じで、付加価値がつく商品ほど高くなるというビジネスモデルになっています。例えば…
- 以前に測った数値のメモリー機能
- 複数人のメモリー機能
- 朝と夜に測った血圧の平均値を出す機能
- スマホアプリと連動して管理する機能
などなど、機能てんこ盛りになるほどにお高いモデルになっていきます。
ただまぁ、40代で毎日測ることもないよなぁ…と思ったのでぼくはときどき測るレベル、つまり直近数件のメモリー機能がついてるくらいでいいかな、と判断しました。
さらにぼくは独身なので複数人のメモリー機能も必要ありません。余計な機能がつくとそれに合わせて本体も大きくなり高額になるので、必要最低限の機能がついたモデルが最適解となります。
ぼくが選んだOMRONHEM-7122 [デジタル血圧計(上腕式)]は、
- 健康器具で定評のあるオムロン製
- 腕にちゃんと巻けてるか判断する機能付き(普段やったことないのでいちおう)
- 30回分のメモリ付き
という必要最低限かつ求める機能はついてるものです。もし「高血圧が結構ヤバいから毎日測定しないと!」という方はさらに高機能なものでも良いかも。
40代、どれくらいが高血圧?
端的に言うと、40代は診察室で測ったときの血圧が最大血圧140mmHg、最小血圧が90mmHg以上で高血圧ということになります。
家庭血圧、つまり家で測った場合は最大血圧135mmHg、最小血圧85mmHg以上です。
なぜ診察室と家で基準となる数値が違うのかというと、家で測るとリラックスできているために血圧が低めにでるからです。それだけ血圧というのは瞬時に上がったり下がったりするものなんですね。
会議とか緊張する場だとそれだけで一気に50くらい血圧があがる人もいるとか…。
ちなみにアメリカの基準だと高血圧の基準は130/80と日本よりもさらに厳しくなっているせいで、国民の半分が高血圧と診断されるようです。
日本の基準値でもっとも健康的な血圧となると、120/80が目安となります。できれば野菜を多く食べてここまでさげたいところ…!
ちなみに高血圧といってもレベルがあって、表にするとこうなります。
最大血圧 | 最小血圧 | |
正常血圧 | 120未満 | 80未満 |
正常高値血圧 | 120~129 | 80未満 |
高値血圧 | 130~139 | 80~89 |
Ⅰ度高血圧 | 140~159 | 90~99 |
Ⅱ度高血圧 | 160~179 | 100~109 |
Ⅲ度高血圧 | 180以上 | 110以上 |
ぼくが測った最初のデータは160/95だったので非常にまずいのですが、実際どうなのか実機レビューとあわせて書いていきます。
OMRONHEM-7122 [デジタル血圧計(上腕式)]の実機レビュー
ポチった数日後、さっそく届きました血圧計。モノがコンパクトなだけに箱もそんなに大きくありません。
中身も至ってシンプルで、腕にまくカフと本体のみです。
本体とマウスの大きさ比較。本体がかなり小さいですね。これなら戸棚にこっそりしまっておけるので便利です。
本体とカフはワンタッチでつけ外しができるようになっていました。
うれしいことにお試し電池付きです。マクセルっていうブランド、大昔はカセットテープでありましたよね…。
別売りでACアダプタもありますが、毎日使うわけでもない&消費電力もそんなに多くないのでぼくは電池で十分だと思います。
※単三電池を使用する場合は約300回が目安となります。
説明書もいたってシンプルなもの。一回やればわかります。
本体にボタンはたった2つだけで、測定ボタン、メモリー呼び出しボタンだけです。
メモリーボタンを押すと、1~30の数字が出てきて、過去に測定した値を30回分、見ることができます。
測定ボタンはその名の通り、押せばすぐに測定してくれて結果を表示、しばらくたつと電源が切れる親切設計になっています。
さっそく測ってみたら…まさかの160!?
ものは試しとさっそく測ってみたところ…まさかの結構な高血圧。ですが、下に心拍数の数値が104と出ています。つまり緊張して血圧が高くなってる可能性があるということです。
ぼくは緊張しいなので、悪い結果がでたらどうしようとドキドキしていましたのがよくなったようです。
心を落ち着けて再度計測すると…
127/81というギリギリ正常な範囲に収まりました。セーフ笑。
とはいえ、目指すところは120なのでまだまだ食生活を改善して野菜やフルーツをたくさん食べたほうが良さそうです。
【まとめ】40代になったら血圧計は必須。とくに独身者
血圧計を買って自宅でいつでも気軽に測れるというのは、精神的に非常に良かったです。
温度計と同じレベルでご家庭に一台はあっても良い気がする…。
なにより高血圧は数値が結構高くなってこないと自覚症状がでない人も多いのが怖いところですよね。
血圧がかなり高くなってから気づくより、普段から計測しておくのが重要です。
自分の血管の老化が加速することがないよう、血圧計で自分の血圧をモニターしていきましょう!
追記:病院で測ったら高血圧だった場合でも実は大丈夫だったり、その逆の場合もあるようです。
- 白衣高血圧・・・診察室で緊張して血圧が高くなってしまう
- 仮面高血圧・・・診察室では血圧が高くないのに家庭では高い(ちょっと危険)
さらに時間によって高かったりする場合もあるようなので、やはり血圧計は家庭に一台は欲しいところですね。
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