【自腹】EOS-Rを超正直にレビューしてみる
キャノンの初フルサイズミラーレス、EOS-Rをノリで購入しました~!
やったー。
さっそくまるっとレビューしていきたいと思います。
ちなみに僕のカメラマンスペックは、
- なんだかんだ5.6年くらいやってる。
- 一時期は仕事でも撮影してた。
- たまにカメラマンのアシスタントもしてた。
- 最近はあんまり撮ってなくて、たまに依頼でアーティスト写真を撮るくらい。
- スタジオも屋外も一応撮る。
です。
今回のレビューは、「キャノン信者でもないし、高スペック信者でもない人がするレビュー」という感じで読んでいただければさいわいですw
現在使ってるカメラは、
- 【メインカメラ】ニコンのフルサイズ:D810
- 【サブカメラ】ソニーのフルサイズミラーレス:α7rⅢ
になります。
レンズのお気に入りは、シグマのアートシリーズ!
そんなぼくがEOS-Rを使ってみた感想をまとめると、
- 操作系はすごくわかりやすい。
- 軽い。
- 他社のミラーレスと比べても、持ち手部分が大きいので小指までしっかりホールドできて良い。
- 画質、色味は問題なし。
- オートフォーカス速度も精度も問題なし。
- ボディ内に手ぶれ補正がないから初心者にはツラい。
ミラーレスとしてはかなり完成度の高い機種だと思います。
さっそくレビュー行ってみましょー!
【自腹】EOS-Rを超正直にレビューしてみる
EOS-Rは初心者向けなのか?
価格設定と使ってみた感じからすると、中級者のメインから上級者のサブって感じなのかな~という感じがします。
記録媒体もSDカードが1枚だけなので、プロが使うのはあまり想定してなさそうです。(記録媒体のバックアップができないため)
かと言って初心者が買うのにしてはちょっとお高い価格設定…。
正直、EOS kiss Mがレンズ付きで7万円くらいで買えるのに比べると、本体だけで25万円くらいするEOS-Rはコスパが悪すぎます。
もちろんスペック的にはEOS-Rのほうがめちゃくちゃイイんですけど、いい写真はEOS kiss Mでも全然撮れちゃいます。
というわけで、初心者にはEOS-Rはオススメしません!高いし!w
こっちのEOS kiss Mで十分いい写真は撮れますし、なによりコスパがいい!
まずはkiss Mで写真を撮ってみて、さらにハマってきたらEOS-Rでいいと思います。
一緒に買ったレンズは、撒き餌レンズのEF50mm F1.8 STM
EOS-Rで50mmの単焦点レンズといえば、RF50mm F1.2L USMという33万円くらいする高級レンズがあるんですけど、さすがにオーバースペックな感じがするので買ってません。
ぶっちゃけ、ツイッターで上げる画像くらいならそんなにスゴいレンズじゃなくてもいいというか、ほとんどのシチュエーションでは差がそんなにわからないというか…w
うまい人は安いレンズでもスゴい写真を撮るので、レンズ1本に20万円や30万円もお金かけなくてもいいんじゃないかというのが僕の考えです。
で、今回買ったのは、価格のわりにいい性能と言われているEF50mm F1.8 STM!
初心者はまずこのレンズを買うのが定番です。
小さいし軽いので、普段使いにもってこいな感じ。
ただ見た目がちょっとダサいのは…ガマンしましょうw
このCANON 50mm って書いてある部分がなんかダサく感じるんですよね…ここはソリッドになにもないほうがかっこよかった…。
あと、このレンズはそのままだとEOSに-Rにはつきません。
マウントアダプターというのを別途買う必要があります。
1万円ちょっとくらいで買えます。
ただのレンズのカマセというかつなぎなのに1万円するのかよ…!と思いましたが、作りはけっこう良くて価格相応の高級感があります。
内側は、光の特性を考慮しているためか、ギザギザになっています。
もちろん、このマウントをかませてもレンズのオートフォーカス機能はちゃんと使える&画質も劣化しないので安心してください。
EOS-Rの本体レビュー
EOS-RにマウントとEF50mm F1.8 STMをつけるとこんな感じになります。
第一印象は…軽い!
いままで大口径レンズばかり着けてたので、こういった小さめレンズは衝撃的なほど軽いです。
EOS-R本体も軽いのでかなりいい感じ。
これは普段持って歩くのも苦じゃないかも。
そしてぼくがさり気なく気に入ってるのが金属のダイヤル部分w
ここがなんかちょっとかっこいいですw
そのとなりの上部画面はダサいけど、これは完全に好みですね。
賛否両論あると思いますが、ぼくがいいなーと思ったのがこの液晶がクルッと回って収納できる点。
これがあると画面に保護シールはらなくてもいいですし、無造作にカバンの中に突っ込んでも画面が傷つきません。
ぼくとしてはかなり好きなポイントです。
ソニーのα7rⅢも、ニコンのZ7も画面はむき出しなので、このタイプが好きな方はEOS-Rしか選択肢はないはず!w
液晶はタッチパネルになっていて、これの操作感もなかなか良好。
ストレスを感じずにサクサク操作できます。
なにより良かったのが、「画面を指でグリグリしてフォーカスポイントを選べる」ということ。
慣れるとかなりやりやすいので便利です。
さらにミラーレス一眼ではめずらしくシャッターがついています。
これでデリケートな中身がむき出しになることもなく、ホコリも入りづらくなっています。
そして持ち手部分はミラーレス機の中では大きめで、グリップがしやすい!
ぼくがソニーのα7rⅢで一番気に入らなかった部分がグリップのしづらさだったので、これは大きなアドバンテージになっています。
使ってみてわかったEOS-Rのデメリット
もちろんいいところばかりではなかったので、ダメだなーと思ったところも正直に書いていきます。
- バッテリーの持ちがほかのミラーレスより少ない。
- ボディ内に手ぶれ補正がない。
- 記録媒体が1つしか入らない。
こんな感じかな…。
逆に言えば、これらが問題ないという方はEOS-Rは買いだと思います。
EOS-Rでとりあえず撮ってみた写真
街をぶらぶらしながら撮影してみました。
レンズはEF50mm F1.8 STMです。
すべて撮って出しで、形式はJPG、ピクチャースタイルはスタンダードです。
F値:1.8 シャッタースピード:1/1250 ISO:100
F値:5.6 シャッタースピード:1/80 ISO:125
F値:1.8 シャッタースピード:1/320 ISO:100
F値:1.8 シャッタースピード:1/1250 ISO:100
F値:2.2 シャッタースピード:1/125 ISO:100
EF50mm F1.8 STMの感想
- ボケがちょっとうるさい感じがするかな…という感じはあった(自転車を撮影した写真の木もれびとか)
- オートフォーカスも遅めだけど、安いレンズなので文句はいえないw
- すごく近くまで寄ってもフォーカスが合う(最短距離35cm)ので、ご飯を撮るのに最適
- めっちゃ軽い
- 小さいから取り回しがしやすい
EOS-R本体の感想
- フォーカスはピッタリ合って問題なし
- グリップしやすい形
- 液晶が後ろ向きでもちゃんと撮影できる
- 移動時に、ボタンをいつの間にか押してることがなかった(ほかのカメラではよくある)
- 軽い
- 起動はほかのミラーレスに比べるとちょっと遅い気がする
2つの組み合わせとしては、超軽量でコンパクト(フルサイズミラーレスとしては)なので、持っていて邪魔にはなりません。
うーん、やっぱり50mm単焦点レンズは、シグマのArt 50mm F1.4 DG HSMが最強な気がする…。
でもあれ重たいんですよねw
日常的にお手軽に使うなら、EOS-RとEF50mm F1.8 STMの組み合わせは悪くないと思いました。
EOS-Rのまとめレビュー:中級者にオススメなミラーレス
実際に使ってみると、非常に使いやすくて普段使いにいいカメラだなーと思いました。
レンズの種類も、マウントをかませればいろんな種類のレンズが使えるのでその点も良いです。
ただ、カメラ初心者の方が「高いカメラほどいい写真が撮れる!」と思って買うのはオススメしません。
冒頭でも書いたとおり、同じような写真は
これでもだいたい撮れちゃいます。
さらにこだわりを持ったり、フルサイズミラーレスに挑戦してみたい!という方にはEOS-Rはいいと思います。
本体の質感も高級感があって所有欲を満たしてくれますし、「なんか撮りにいこうかな…」という気にさせてくれるカメラです。
初めてのフルサイズミラーレスを買う場合、今だとソニーのα7rⅢかニコンのZ6.Z7、そしてキャノンのEOS-Rの3つから選ぶ人が多いと思います。
ぼくだったら、EOS-Rをオススメするかな…。
価格帯や性能を加味して考えると、EOS-Rは買って満足できる機種だと思いますよ~!
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