レンズ沼にハマらないための賢いレンズ選び

一眼カメラのレンズをこだわった写真

一眼カメラを趣味にしていると、気がついた時にはどっぷり浸かっているレンズ沼。

月末あたりにクレジットカードの請求を見て青ざめる方も多いと思います。

ちなみにレンズ沼とは、一眼カメラの交換レンズを「アレも欲しいコレも欲しい・・・」とたくさんレンズを買ってしまう状態のこと。

レンズなんて1本でいいじゃん!と思う方ほど、気がついたらハマってるんですよね・・・笑

ここではレンズ沼に陥らないための心構えとオススメレンズを紹介していきたいと思います。

 

 

レンズ沼にハマる人は2タイプ。あなたはどちらでしょう?

レンズ沼にハマるのには誰しも理由があります。

おおまかに分けて、「レンズコレクター」と「写真を上達したい人」の2タイプです。

前者のレンズコレクターの方は、もうレンズ沼自体が趣味なのでなにも言うことはありません。

どしどしレンズをコレクションしていって下さい!(笑)

次に、おそらくレンズ沼にハマる人の大多数である「写真を上達したい人」の場合。

「あの人の撮った写真、すごくいいな・・・自分もああいうのが撮れるレンズが欲しいな・・・」

なんて思ったことありませんか?

高いレンズを買えば写真がうまくなる、と思ったら大間違いです!

僕はプロのカメラマンの仕事をよく見るのですが、彼らはたとえ安いレンズで撮ったとしても、それなりにプロな写真を撮ることができます。

それなのになぜ高いレンズを買うかというと、広告や写真集などで高いクオリティを必要とするか、もしくはアートとして極限まで突き詰めていった結果なのです。

もっと言ってしまえば、レンズよりもライティング機材にお金をかけたほうがより高クオリティになったりもします。

どんなに高い機材を買っても、それを使いこなせなければ宝の持ち腐れ。

無駄にお金を使って奥さん(もしくは彼女)に怒られないように、楽しく写真が撮れて上達できるようにしていきましょう!

 

 

そもそも高いレンズはなにが違うのか

せっかく高いレンズを買ったのに、自分が撮るとなんかイマイチ・・・と口には出さないでも心で思ったこと・・・ありますよね?

高いレンズと安いレンズ、なにが違うのかというと

1.高いレンズは歪みが少ない(比べてみないと素人目にはあまりわからない)

2.よくよく見ると安いレンズよりもクッキリハッキリしている

3.フレアやゴースト(太陽に向けた時のアレです)が少ない

4.オートフォーカスのスピードが早い(安くても早いものもあります)

5.F値が小さいものがある(ようは背景をぼかしやすく、明るく撮れるということ)

6.見た目がゴツくてかっこいい(逆に重たくて大変ということも)

7.高級感がある(大体の人がこれで満足する)

ざっと大まかにいってこんな感じでしょうか。

素人にとって、レンズの種類というのは結局のところ、焦点距離とF値の差くらいしかありません。

写真を上達したいと考えているのであれば、レンズのカタログを睨むよりも、その分写真を撮って撮って撮りまくるのが上達の秘訣です。

 

プロ並みの写真が撮れる初心者でも扱いやすいレンズはコレ!

レンズ沼にハマらないために重要なのは、「普段使いし易い焦点距離」と「明るく背景がぼけやすいF値」の2点が備わっているレンズを買うことです。

そこで僕がオススメするのがこちらのレンズ。

普段使い最強のSIGMA  17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

SIGMA  17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

 

実売価格が3万円前後で、どのカメラメーカーのマウントにも合うこのレンズがコストパフォーマンス最強です。

レンズの歪み特性も非常に素晴らしく、なんといってもf値がどの焦点距離でも2.8という高スペック!

更には花形フードが付いているので、見た目の高級感もかなりなものです。

広角17mmは、観光旅行などで大活躍し、50mmで撮ればスナップ写真に最適です。

ズームレンズではこれ以外はまったくオススメしません!(笑)

それくらいこのレンズは飛び抜けて良いレンズです。

SIGMA  17-50mm F2.8 EX DC OS HSMのレビュー記事はこちら

 

運動会など望遠で撮る場合はSIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

【SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO】

遠くの物をズームで撮りたい!という場合はこの1万円ちょっとで買えるレンズがオススメです。

なんと言っても魅力はこのずば抜けた安さ!

ある程度使ってくると解像感に不満が出てくるかと思いますが、とりあえず初めての望遠レンズにちょうどいいです。

注意すべきは、望遠レンズの為に普段使いレンズとはならないことです。

あくまで2本目のレンズとして考えてください。

このレンズも各カメラメーカーのマウントがでてますので、カメラの種類にかかわらず装着することができます。

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACROのレビュー記事はこちら

 

写真を上達したい人のためのAi AF NIKKOR 50mm f/1.8G

Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8G

写真を上達したい!という人はぜひ50mm単焦点レンズを使ってみてください。

ここで紹介するのはニコンのレンズとなりますが、Canonにもソニーにも安い50mm単焦点レンズはあります。

ただ・・・やっぱりオススメなのは最初に紹介したシグマのズームレンズです。

このレンズはホントに写真を趣味として休みの日はバリバリ毎日写真を撮る!という方にのみオススメできます。

単焦点レンズがなぜ写真の上達に良いかというと、ズームレンズと違って自分が動いて写真の構図を決めなければいけないため、自然と試行錯誤して写真を撮るようになるからです。

でもそれってズームレンズでも焦点距離を固定していればいいだけですしね・・・笑

ただ、写真を撮りまくってくると、初めて単焦点レンズのシャープな描画力に気がつくはずです。

そうなったらぜひ買ってみてください。

Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8Gのレビュー記事はこちら

 

レンズ沼に陥らないためのまとめ

まずは最初に紹介したズームレンズSIGMA  17-50mm F2.8 EX DC OS HSMを使ってみてください。

このレンズで写真技術を上達させてから他のレンズを選んでも遅くはないです。

むしろこのレンズを使い込むことで、自分が本当に欲しいレンズがわかってくるはず。

では皆様、良きカメラライフをお送りください!

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