【日本の廃墟画像ツアー】 わたらせ渓谷鉄道から足尾銅山まで 【画像でみる明治遺産】
なにかいい廃墟写真はないかな、と探していたら、2012年に行った足尾銅山の写真が見つかりました。
足尾銅山の廃墟を目的として行ったのですが、実は見どころは足尾銅山そのものではなく、そこにいたる数々の出会いが一番の見どころだったのかな、と思い今回は旅行そのものをアップすることにします。
群馬県 わたらせ渓谷鉄道
今回の旅で重要な、わたらせ渓谷鉄道の電車です。シブいワインレッドが映えるとても良い電車でした。
わ89-310形と呼ばれる電車です。これに乗ってるだけでも旅してるなぁ・・と感じること請け合いです。
わたらせ渓谷鉄道は山の中を突っ切っているので、このような短いトンネルがいくつもあり、見ていて飽きることがありません。
車窓風景はこんな感じ。旅行してるなぁ、としみじみ思います笑
もちろん渓谷なのでこのような川も見どころです。
とにかく景色がいいです。この景色に囲まれてガタンゴトンと物思いにふけるもよし、仲間通しで楽しむのもよし、駅弁をたんまり買って食べるのもよしです。
駅もこんな感じで非常にレトロ・・・というか簡素な作り。
これがまた旅してる感を非常に演出してくれます。
これは駅にあったなにか・・・です。朽ちかけながらも、存在感がありました。
いよいよ廃墟「足尾銅山 鉱員社宅廃墟群」
わたらせ渓谷を堪能し終わり、ちょっと歩くと、足尾銅山の鉱員社宅廃墟群にたどり着きます。
この写真、よーく見てみると・・・
んん? もしかして・・・シカ!?
なんとシカと出会いました。廃墟でシカと出会うなんてなかなかありません。
望遠レンズを持っていかなったのが悔やまれます・・・。
シカがかわいいのでしばらくシカ写真が続きます笑
僕があまりにもパシャパシャとシャッターを切るのでシカもこちらを気にするようになってきました。
邪魔してごめんよ・・・
あんまりシカを驚かせては悪いので、隠れながら撮った一枚。
おもいっきりバレてます笑
最後にシカのかわいいお尻。ハート型に見えるような気もします。
かわいかったー。
ちなみにこの廃墟はしっかりと管理がされているので、中に入ることはできません。
ふと窓から中を覗くと、新しい生命が誕生していました。
かつては足尾銅山で働いていた方々がここに住んでいました。
足尾銅山付近の廃小学校
足尾銅山に小学校の廃墟もありました。
こちらも管理されていますので、中に入ることはできません。
周りをブラブラしていると、プールを発見しました。
今は草が伸び放題ですが、昔は子どもたちがここでたくさん泳いだんだと思います。
廃線となった「足尾線」
足尾本山製錬所に貨物を運ぶ為に足尾線というのがありました。現在は廃線となっています。
電車が通らない線路は、草に侵食されていきます。
足尾銅山
足尾本山製錬所が見えてきました。現在もしっかりと管理されており、中に入ることはできません。
足尾本山製錬所に向かうための橋。かなり立派で威圧感があります。
昔は重量がある荷物もここを通ったのでしょう。
足尾本山製錬所を遠巻きに撮ってみました。
なにかのタンク・・・のようです。
廃墟マニアの間では有名・・・らしい煙突。
太くて存在感があります。
これは近くにあったガソリンスタンド。
こういうレトロな佇まいもステキです。
足尾線をちょっとレトロ風に現像してみました。
今はもう動かない踏切
そして自然に帰る線路の枕木。
帰りの電車まで時間があったので、近所をブラブラしていると・・・
猫と出会いました。
猫ってどこにでもいて、どこにいても我が物顔です。
猫はすごい。
という感じで足尾銅山観光を満喫し、帰りの電車です。
ディズニーランドとかに行く旅行もいいですけど、たまにはこういう旅行もアリなのかな、なんて思ったりしました。
日帰りのちょっとした冒険ですが、いい旅でした。
使用カメラ・・・Canon50D SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
ロープウェイの廃墟はこちらにあります。
変電所の廃墟はこちらにあります。
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