幕張メッセのイベントを上手く撮る方法をシチュエーション別に解説
幕張メッセやビックサイトなど大きい会場で写真を上手く撮る方法
せっかくのイベントなので、キレイに写真に収めたい・・・!しかも仕事が関わっている場合はなおさらですよね。
今回は会場の雰囲気を撮る場合や、人物を撮る場合など、様々なシチュエーションに合わせて解説していきたいと思います。
ポイントさえ抑えれたら、コンデジでも一眼デジカメでもミラーレスでもなんでも対応可能ですよ!
会場全体の雰囲気を撮りたい場合
会場の雰囲気を伝えるためのポイント
・レンズの焦点距離の数字(○○mmなどの数字)はなるべく小さいものを!・・・焦点距離が小さい=広角レンズということになります。広角レンズは会場を広く写すために非常に最適です。
・フラッシュはいりません!・・・フラッシュは近くのものにしか効果はありません。なので、フラッシュは焚かなくて大丈夫です。
・なるべく角度を付けて撮る!・・・上の写真のようにお店に向かって斜めから撮ることで奥行きが生まれ、すごい大きなイベントに見えます。
・人を入れたほうが良い場合も!・・・人を邪魔にならない程度に入れると賑わった雰囲気がよく出ます。ただ、奥行き感が人で遮られてしまわないように人が適度に写っているところを狙って撮りましょう。
イベントで人物を撮る場合
自分と近くの人物を撮る場合のポイント
・いわゆる標準レンズ(50mm)を使いましょう!・・・標準レンズとは、「普段自分が見ているものに割と近い」レンズです。見たまんまで撮れるので、ヒドイ失敗が少なくオススメです。
・F値をできるだけ小さくしましょう!・・・大きなイベント会場の場合、明るさがどうしても足りなくなります。F値(○.○f)という数字を小さくするとその分明るくなるので、できるだけ小さくしましょう。F値の詳しい説明はこちら
・フラッシュは必須!・・・メッセなどは天井がとても高く、それによって照明もかなり高い位置から人物を照らすことになります。そうすると顔自体にものすごい影が落ちてしまうんですよね・・・(´・ω・`)まつげだったり、鼻の影だったりがあるとキレイに見えません。なので、正面からフラッシュを当てる必要があります。
自分から遠い人物を撮る場合のポイント
客席からステージの人物を撮る場合、せっかくのモデルさんが豆粒なみに小さくなってしまうことってよくありますよね。
それを解消するための方法をお教えします!
・できるだけ望遠レンズで撮る!・・・レンズが交換できるタイプのカメラの場合は、なるべく望遠レンズで撮るようにしましょう。望遠レンズは安いものだと新品で1万円程度からあります。
以上、1点のみ!
遠い被写体の場合はフラッシュも届かないので使いません。
よくコンデジなどの設定で、フラッシュを炊いている方がいますが、被写体が遠い場合、ほとんど効果がないので注意です。
イベントで撮る場合のカメラ設定
コンデジや初心者の場合
今のカメラは性能が良いので、シチュエーション別の設定が用意されていると思います。
メーカーによって違いはありますが、シチュエーション別の設定で、合うものを使えば失敗は少なくなると思います。
デジタル一眼の場合
人によって設定の好みは様々ですが、僕の場合は、マニュアルもしくは絞り優先モードで撮っています。
しかし、イベント会場は明るいところと暗いトコロの差が激しい為、それをなんとかうまいこと撮らなければなりません。
そこでISO感度をオートにして、明るいところでも暗いトコロでも撮れるようにしています。
注意する点としては、ISO感度をオートにした場合の上限を人物の場合は1000くらい、会場を撮る場合は6400くらいまでにして、それぞれのシチュエーション別で上限を設定したほうが良いです。
人肌は本当にノイズが見えやすいので、ISO感度の上げすぎには要注意です。
というような感じで初心者向けにまとめてみました。
これで写真撮ったはいいけどロクな写りがなくて結局見ない、なんてことが少なくなるはず!
ぜひ今度のイベントで試してみてください!
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