満月を洒落た感じで撮る方法と普通にうまく撮る方法【カメラ設定】

満月

風景撮影データ

カメラデータ

撮影対象:満月

カメラ:Nikon D600

レンズ:SIGMA 望遠ズームレンズ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

シャッタースピード:1/200

F値:7.1

レンズ焦点距離:300mm

ISOスピードレート:100

三脚:Velbon Sherpa 435II

満月撮影今回のまとめ

中秋の名月、ということで月を撮りました。

月は意外と簡単に撮れます。カメラ設定をシャッタースピード1/200前後 F値を7.1前後にすれば今回の写真のようなものが撮れると思います。

雰囲気の良い月の撮影でなにが大事かと言うと、「雲で表情をつける」ということだと思うんです。

今回はばっちり雲ないですけど・・・笑

低い位置にある月は、町並みや山、もしくは湖やダムなんかを入れるといい感じの構図にできそうですが、高い位置にある月は月意外なにも構図にありません。

とすると月だけがぽこっとある今回のような画像になってしまい、あまりおもしろい構図とは言えなくなってしまいます。

ですので雲がいい感じに月にかかったときを狙ってパシャッと撮ると割と雰囲気がでます。月がない部分も雲が浮かんでいれば間が持ちますし。

どれだけ待っても雲がでない!という場合、今回がそうだったんですけどそういう場合は発想の転換をしてみます。

「月の周りになにもないのなら、水面に映った月を撮れば、周りに物を置いていい構図になるのでは!」

と思いつきましたので、早速テーブルとお茶碗をバルコニーに出してきてお茶碗に水を汲み、月が写るような角度で写真を撮ってみました。

それがこちらです。

お椀に写る満月

一応カメラ設定も書きますと、

撮影機材について

撮影対象:お茶碗に映った満月

カメラ:Nikon D600

レンズ:SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 50mm F2.8 EX DG レンズのレビューはこちらです。

シャッタースピード:30秒

F値:5.6

レンズ焦点距離:50mm

ISOスピードレート:200

三脚:Velbon Sherpa 435II

このような感じでレンズをマクロレンズに変え、シャッタースピードをかなり遅くしています。30秒ほどに長くしたのですが、それでも明るさが足りなかったのでISOスピードレートも200に上げました。

実際これで撮ってみると、水面に映った月にピントをバッチリ合わせるとかなり月が小さくなっちゃうんですよ・・・。

あまり小さいとまったく主役にならない、ということでわざと水面の月はピントを外して、ボケてるけど月っぽい輪郭は大きい、という状態にして月の質感はレタッチで最初に撮った月を合成しました。

ピントはどこに合っているかというと、お茶碗ですよ、というのを強調したかったのでお茶碗の木目に合わせてあります。

満月は一眼を買うと大体みなさん撮られる被写体だと思うのですが、こういうちょっと変わった構図にすることで、友人に見せたときにおっ!と感心されるはずです。

機会があったらぜひお試しください(`・ω・´)ゞ

 

 

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