【騙されないで!】ソーラーパネルJackery SolarSaga 100は実際に使えるのか?

ソーラーパネルってどこのメーカーも会社の実態がよくわらかず、なんか信頼性にかけるよね…(失礼)と思ってるぼくです。

ソーラーパネルを買うときにネットでいろいろと調べたのですが、一つ重大なことに気が付きました。

「購入しました!って書いていながら購入した写真がないものはあんまり信じれない」ということ。

購入したってキーワードで検索順位を上げたいのはわかるんですけど、内容が「ほんとに使ったことある?」というものも…。

そんなトラップをさけつつ、「ほんとに使えるソーラーパネル」を実際に購入したのでレビューをしていきます。

特に気をつけるべきは、ソーラーパネル選びに重要なのはソーラーパネルではなく接続するポータブル電源です。

ポータブル電源のソーラー充電がMPPT方式とPWM方式では数十パーセントくらい効率が変わってきます。

MPPT方式のほうが良いのですが、ネックは価格が高くなること。

そしてソーラーパネル選びで気をつけることは、

  • 商品名に100Wと書かれていても実測値は充電するポータブル電源の性能によって60~100Wくらい変わる
  • ソーラーパネルによっては照射角によってぜんぜん充電できないものもあるので注意
  • ほとんどどのメーカーも中国製で耐久値が未知数。なのでアフターサービスが日本に存在するところを必ず選ぶ
  • 見るべきポイントは、作りのチープさ。縫い目が荒かったり、コードが切れやすそうなものは避ける

この基準で選んだのが、Jackery SolarSaga 100というモバイル ソーラーパネルです。(トップの写真のもの)

この記事でも書いてますが、適当に地面に置いただけで角度を気にしなくても62wの発電をしてくれました。(もちろん日陰になったら落ちます。ポータブル電源が100Wに対応してたら100Wで発電してくれるようです。)

ちなみにこの商品はだいたいいつも売り切れてて、たまにAmazonで再販したりしますが3日くらいで売り切れてました。

ヤフーショッピングは入荷しだい通知がくるようにしてたんですけど、Amazonで再販が開始された1週間くらい後に通知がきたのであんまり使えない印象です。

>>AmazonでJackery SolarSaga 100の在庫を確認してみる

【騙されないで!】ソーラーパネルJackery SolarSaga 100は実際に使えるのか?

めちゃくちゃ重要!ソーラーパネルの性能を最大限に引き出すには、MPPT方式のポータブル電源が必要

ぼくは買った後にこれを知りました。

jackeryの今のポータブル電源は700と1000がMPPT方式を採用してる新バージョンになっています。

ぼくが買ったjackery&JVCのモデルはPWM方式なので、最大でも65Wほどまでしか充電できません…。

そんなの!買う前に!教えてよ!という感じ。

たぶん、知らない方も結構多そう。

とはいえ、ぼくが買ったモデルBN-RB5-Cは容量が518Whで5万円ほど、MPPTを採用してるjackery700は700Whで8万円ほどとお値段はお高くなります。

うーん、高いものほど付加価値が作ってことですね…。

防災として役立つくらい性能が上がってきたソーラーパネル

Jackery SolarSaga 100、実際に使ってみてかなりしっかりした作りだと思います。

ぼくはプレッパーズ(災害危機に備える人たち)の気質が強く、そのおかげで今回も品質の高いマスクを備蓄していて世間のマスク争奪戦には加わらないですみました。

やっぱり普段から備えておくことは大事なんだなぁ…とあらためて思ったので、前々から欲しいと思っていたソーラーパネルを購入したわけです。

ことわざである”備えあれば憂いなし”ってホントですね…。

で、買う前にいろいろソーラーパネルを調べたんですけど、どれも「中国製で日本語があやしい」「不良品率が高い」「公表されてる性能ほど良くない」みたいなのがわんさかでてくるわけですよ。

前に買おうとしてたときはこれで断念しちゃいました。

どれもこれも怪しすぎて、せっかく買ってもいざ使うときになったら壊れてそうだったので…。

ところが最近になってやっとまともっぽいソーラーパネルを作る企業が出てきたんですよね。

これでようやく買える…!というわけでさっそく購入した次第。

Jackery(ジャクリー)という会社の信頼性を調べる

Jackeryは一応、米国のシリコンバレーで生まれたベンチャー企業となっていますが、内情は思いっきり中国企業です。

同じく中国企業のsuaokiと似たようなコンセプトの企業で、ポータブル電源やソーラーパネルを作るアウトドア向けの商品が揃ってます。

suaokiもソーラーパネル出しててそっちは120WでJackeryより上なんだけど、suaokiって前にポータブル電源で充電中に出荷して爆発火災する事故があったのですよ…。

今はさすがにそんなことはないと思いますが、一応信頼性ということでJackeryを選びました。

ソーラーパネルの次はポータブル電源買う可能性高いし、それならメーカー揃えたほうが良さそうなのでJackeryのほうがええかなと。

※ソーラーパネルが良かったのでポータブル電源も買いました。そのレビューはこちらです。

suaokiのソーラーパネルと比較する

ポータブル電源やソーラーパネルで一番有名なsuaoki。

こちらも中国企業で、かなりイケイケです。

ちなみにsuaokiのソーラーパネル120Wは発電効率が20%、Jackery SolarSaga 100は発電効率が23%と謳っています。

まぁこれが本当かどうかはどっちも微妙なところですが…。

ただJackery SolarSaga 100は表面にETFE加工がされているのが強み。

ETFEはフッ素樹脂の中でも強度が強く、燃えづらく、紫外線に強くて耐候性もあり、透明性も高めです。

防災用品はどれだけ寿命が長いかというのもポイントなので、ETFEフィルムを使っているJackeryのほうがぼくとしてはあっている感じがしました。

ソーラーパネルJackery SolarSaga 100の実力(作りは丁寧で安心感はある)

では、さっそく購入したJackery SolarSaga 100の細部をチェックしていきましょう。

ばばーん。

折りたたみ式で、サイズは621mm×554mmで厚さが45mmとなります。

これを展開すると、横幅が1242mm×高さが554mmで厚みは5mmです。

電源ケーブルを収納するポケットがついてて地味に便利。(ほかのソーラーパネルも大体ついてます)

重さは4.4キロで、普通に手にもって公園まで行きました。

パッと見は平たいバッグに見えるのでとくに目立ちません。

広げるとこんな感じになります。

ベンチと大体同じくらいの横幅かな…。

縫い目はきっちりしてあって、糸がほつれたりはしていませんでした。

そこそこ長く持ちそうです。

持ち手部分はすごい細かいシボ加工がされたオレンジのプラスチック製です。

安っぽさがなくていい感じ!

OUTPUT:100Wって書いてますけど、それを信じちゃいけません…w

平均すると60W~65Wほどです。

なぜならぼくが買ったポータブル電源は入力制限があったから…!

ポータブル電源を買うときは予算が許せば、MPPT方式で100W入力に対応しているものを選んでください。(ただMPPTはお高い機種限定だったりします)

そっちのほうが充電効率が良いはずです。

5月27日都内で晴れの日(曇の切れ目から太陽が出てるとき)にPWM方式のポータブル電源に充電してみた結果がこれです。

家庭用のコンセントから充電したときは80Wだったので、太陽光で60Wというのは許容レベルだと思います。

曇りの日でも40Wくらい出たのでそれもよかったかな…。

もちろん曇りの日と言っても雲の厚さで測定値は大幅に変わります。

ほかのメーカーでは80W充電できた!という口コミもあるんですけど、実際にホントなのか、サクラが書いてるのか不明なためさほど参考にはできません。(動画で撮ってたり写真載せてるのは参考にさせてもらってます)

Rockpals 100wと比較してる動画を見たところ、これもやはり60Wほどだったので実際はどこのメーカーも差はそんなになさそう…。

Jackery SolarSaga 100の作りの部分に話を戻しましょう。

ここはポータブル充電につなげるコネクタが入ってるところ。

ここが唯一この商品のチープなところで…。

オープンっていうボタンを押さなくても手ですこし強めにひっぱれば開いちゃいますw

普段使いしてて問題があるわけではないのでとくに気にはしませんが、それならオープンボタンいらなかったのでは…という感じ。

ポータブル電源以外でも、USBやUSB-Cポートも完備しています。

とはいえ、こちらのほうは晴天時でもUSBでスマホ充電だと5W前後くらいしか出力できません。

ポータブル電源に充電すると同じ条件で60Wはいくので、USBはそこまで効率が良い感じではないですね。

こういったモバイル用の大型ソーラーパネルとしては当たり前ですが、ちゃんとスタンドもついてて斜めにすることができます。

さらにソーラーパネル自体も、耐久力が高めになっています。

ただこれは確認して割れたらショックなので試せていません。

丈夫ならいいな、という感じです。

【まとめ】ソーラーパネルは実用100W以上!効率を求めるならソーラーパネルよりポータブル電源にコストをかけよう

家庭用コンセントから充電した場合は80Wなので、ソーラーパネルからの充電効率は80W前後くらいはないと不便です。

それを考えると、100W以上のソーラーパネルを選ぶのが無難。

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そしてソーラーパネルの100Wタイプと120Wタイプを悩むくらいなら、ポータブル電源の充電方式を気にしましょう。

MPPT方式のほうがPWM方式より断然良いです。

とはいえMPPT方式はまだコストが高いので、予算が少ない場合はPWM方式になっちゃうんですよね…。

まぁPWMでも60Wくらいは充電できるので、全然ダメってわけではありません。

MPPT方式とPWM方式のポータブル電源を比較した記事も書いたので、ぜひこちらもご覧ください!

>>【防災】最強のポータブル電源を買ってみた【日本JVC&Jackery】

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