一眼レフ初心者には見えないような写真を撮影するためのたった4つのコツ
せっかく一眼レフカメラを買ったのに、シャッタースピードやら絞りやらISO感度やらよくわからん!いったいどうすりゃ綺麗な写真が撮れるのさ・・・(´・ω・`)と、お嘆きの方も多いのではないでしょうか。
今回、あなたの為に初心者にうってつけのカメラ設定や写真の撮り方をご説明したいと思います(`・ω・´)ゞ
自分自身で気づけない、意外とできていないカメラの正しい持ち方・・・
写真が全体的にボケボケだと一体なにを撮ったのかわかりませんよね。
写真がボケる原因としてありがちなのが、カメラをしっかり固定できていなかった、というのがあります。
これ、自分自身でなかなか気づかれない方も多いので、写真で解説したいと思います。
正しくないカメラの持ちかた
この持ち方はダメです。なんとなく楽しそうなイメージは伝わってきますが、写真はブレブレ確実です。
しっかりと安定した体勢でカメラを持つことが重要となります。
正しいカメラの持ちかた(横持ち編)
このように、脇をしっかりしめるだけでカメラが固定できます。
カメラを構えるとき、ついついワキが甘くなってしまいがちなので、
「ワイはそんなんできてまんがな!ガハハ!」という自信満々な方もちょっと試してみて下さい。
正しいカメラの持ちかた(縦持ち編)
縦の場合はこんな感じです。
右脇はしっかりと閉めることが大切です。
さらに縦横どちらの場合でも、目をカメラにぎゅーっと押し付けるとさらにそこでも固定されるのでオススメです。
カメラのモード設定は「絞り(F値)優先」でキマリ!
カメラのモードには、シャッタースピード優先、絞り優先、プログラムオート、シーン別オート、マニュアルモードなどがあります。
初心者の方がうまく撮れて、なおかつ上達もできるのは、「絞り(F値)優先」モードがオススメです。
ニコン、オリンパス、パナソニック、ソニーなどのカメラは絞り優先モードが「A」と書かれており、
キャノン、ペンタックスなどのカメラでは「Av」と書かれています。
絞り(F値)ってなんぞや、と言う方は、こちらに詳しく書いてあります。
カメラのほかの設定は、オートにしてカメラに任せちゃおう!
そのほかの設定は最初から覚えるのも大変なので、全部オートにしちゃいます。
具体的には、ホワイトバランスとISO感度です。
シャッタースピードはもともと「絞り優先モード」にしているとオートになるので心配はいりません。
シャッタースピードってなんぞや、という方は、こちらに詳しく書いてあります。
というわけで、「ホワイトバランス」と「ISO感度」もそれぞれのカメラのマニュアルにしたがってオートに設定しておいてください。
カメラによってはもともとの設定がオートになっている場合が多いです。
複雑そうな設定を全部オートにしてしまうことで、写真を撮るときに、構図と背景のボケ具合に集中することができます。
実際に撮ってみました。
高尾山でお地蔵様を撮影してみました。
背景の灯籠(?)は絞り(F値)を小さくしてボケさせて、お地蔵様を引き立たせました。
ですが、お地蔵様が構図のどまんなかに来すぎて、なんとなくつまらない写真になってしまっています。
これは構図をちょっと変えるだけで良くなるのですが、一体なにをお手本に構図を決めたら良いのでしょう?
そんな時に大活躍なのが、「三分割法」です。
これさえマスターすれば写真の構図はプロ級「三分割法」
先ほどの写真を三分割法で撮り直してみました。
三分割法とは、画面を縦横三分割し、それぞれの線のクロスした部分にポイントとなるものを配置します。
今回の場合は、お地蔵様の顔(目のあたり)と背景の灯籠の直線部分を線にあわせてみました。
先ほどの写真から三分割法の線をとったものです。
最初の写真に比べ、お地蔵様の視線の先に空間があり、構図も収まりがよくなりました。
この三分割法はあらゆるものに適応することができます。
カメラのファインダーを覗いた時に、三分割法を意識して撮ることでいい構図になること間違いなし!
ちなみにこの三分割法はだいたいあってればいいので、厳密に線にピッタリあうようにする必要はないです。
あくまで目安として考えてもられば良いと思います。
初心者でも上手くとるコツまとめ
・カメラはしっかり固定して撮る。(ブレ防止)
・カメラモードは絞り優先モードで撮る。(構図や背景のボケ具合に集中できる為)
・ホワイトバランスとISO感度はオートにする。(最初はここまで考えると頭がこんがらがります)
・写真の構図は三分割法で!(被写体をどまんなかに置くと、だいたいの場合、退屈な写真になります)
以上の4点でした。
これらに気をつけてとればきっといい写真が撮れるはず!
いい写真を撮る一番のコツは、「楽しむこと」だと思いますので、楽しんで写真を上達させていきましょう!
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